読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コンサート鑑賞記録:京都市交響楽団 創立60周年記念魚津特別公演

今年の大河ドラマ真田丸」。

そのメインテーマに心を掴まれ、今年何度か、三浦文彰さんのコンサートを聴きに行きました。

 

こちらもその一回。 

f:id:il_orso_kumaci:20161002193141j:plain

 

■指揮   

下野竜也京都市交響楽団客演常任指揮者) 

■曲目

R.シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 独奏 三浦文彰
G .マーラー交響曲第1番「巨人」ニ長調

■会場

新川文化ホール

■日時

2016/9/17 16:30開演

 

京都市交響楽団京響)さんの演奏会は初めて。

N響、読響などと比べ、女性の団員さんが多い印象でした。

 

シューベルトバイリンコンチェルトは、甘く情熱的なメロディ。三浦さんらしく、しなやかに力が楽器に加えられる姿は、羨ましいやら見とれるやら。安心して聴けるのに心踊る、そんな演奏でした。

 

なかなか鳴り止まぬ拍手。

演奏に感動しての喝采ではありますが、「真田丸はやらないのか?」という空気も(笑)しかし、アンコールなしで休憩に突入。

 

後半はマーラーの「巨人」。

私が一番好きな交響曲のひとつです。

 

そして演奏が終わったあと、1stバイオリンの奏者さんたちが、座っている椅子を少しずつ後ろにずらし、客席から見て指揮者の左側にスペースを作り始めました。

 

指揮者の下野さんが、帰ろうとしているお客さんに向かって「帰らないで下さーい」と呼びかけます。 

 

「アンコールやりますー」「みなさん、あの曲、やらないのかな、って思っていますよね?」

 

客席「ウンウン」。

 

下野さん「真田丸やります!」

 

客席「わー!」「イヨッ!(日本一!とでも掛け声がかかりそうな雰囲気)」

 

今年何度か三浦さんの演奏会を聴きに行った私ですが、オケの伴奏つきでの「真田丸メインテーマ」を聴くのは初めてだったので、嬉しかったです。

 

三浦さん、もっともっと難しい曲も素晴らしい演奏をされる方なのに、こんなに真田丸弾いたときばかり大喜びしては申し訳ないかな、という気もしないでもないのですが、「幾度となく演奏会などで披露する度、観客の皆さまの好意的な反応に驚き、とても嬉しい気分になりました」「代表曲ができた」とご本人も嬉しいニュアンスでおっしゃっているので、素直に喜ばせていただこうと思います。

 

ent.living.jp

でもそのうち、ものすごーくわかりづらい変な曲も、三浦さんの演奏で聴いてみたいです。

 

初めて聴いた京響さんの演奏ですが、シューベルトも「巨人」も、優しく歌う音色がきれいでした。

 

欲を言うならば、満員に近いぐらい席が埋まってほしかったな、と思います。すばらしい演奏、サービス精神でいっぱいの演奏会だったので。

 

私がクラシック音楽を聴く・演奏するという活動を通してもらったたくさんの幸せを、少しでも多くの人と共有し、この楽しさがこの先の時代にも受け継がれますように、と思います。

 

おまけ:

ほとんどのお客様が車で来場されますが、公共交通機関を使う人向けの、シャトルバスサービスもありました。

 

f:id:il_orso_kumaci:20161002193147j:plain